村長のプロフィール
profile
あずきのむら 村長 長坂富美子
静岡県浜松市生まれ。高校卒業後、大阪の看護学校へ。卒業後はUターンで市内の総合病院就職。
3年勤務後バックパッカーとしてボランティア活動をしながらオーストラリアやフィジー、トンガ、タイなど約8か月旅に出る。その後はまた同病院へ再就職、訪問看護を主に勤務。疲労蓄積中の30代後半の時にアロマセラピーと出会い癒される。アロマテラピーの資格所得し訪問看護で補完代替療法の一つとして実施し、施設などでもアロママッサージを提供している。 現在磐田市内の訪問看護ステーションに非常勤で勤務しています。
好きなもの・趣味
阪神タイガース、お笑い、旅、音楽、沖縄三線など
あずきのむらをはじめた思い
私の実家は先祖代々農家でJAに玉ねぎを出荷しています。父が他界したのをきっかけに、看護師の仕事を減らし家業を継ぐべく農業の仕事を増やしました。もともと多忙期には手伝っていましたが、もう少し深入りして仕事をしていくうちに、農業は思ってた以上に見返り少なめの肉体労働の仕事なんだな、と感じました。天気や気温には左右され、機械がなければ(扱えなければ)ひたすら手作業、作ったものがすべてきれいな野菜ができる保証はなし。鳥、野獣、虫、病気など敵はいっぱい。
高齢者問題、後継ぎ問題、荒地問題、後継者がいないことで、畑が埋め立てられアパートや太陽光発電などに変わればまず田畑に戻るのは難しいでしょう。
問題多めの衰退しそうな第一産業…日本の農業これでいいのかと思うようにもなっていきました。
そんな大変な農業、やめてしまうのは簡単ですが、先祖代々の土地を守り、荒地にならないように畑や田んぼをもっと元気にしていきたい。
安全でおいしい野菜を作り続けたい!
そのためには何ができるのか、そんなことを考えるようになりました。
今のままでは荒れた土地は変わらない。もっと畑として、荒地を生き返らせたい。大きな機械でするほどの広大な土地でもないため、荒地も畑に戻すとなると、もっと人の手が必要となってきます。誰かに頼みたいと思った時、ただ募集するよりも、もっといろいろな人に農業に関わってもらいたい。そこで思ったのがユニバーサル農業です。
ここでは、ユニバーサル農業で一般的にいわれる障害のある方の参加だけでなく、世間一般の方々、ちょっと心が疲れ気味、社会から距離をおいている方、農業に興味のある方、多種多様な方がこの場で繋がってもらいたいです。
今、世の中は昔に比べると格段に便利になりました。その分人との関係が希薄になったり、孤独を感じどこか生きづらい世の中と感じる人が増えたようにもにも感じます。昔では考えられないような事件も頻発しています。事件や自死など悲しい出来事が起こる前に誰かと出会えて会話が出来たら、何かと出会えていたら、ひょっとしたら…上手くいったらギリギリで回避できたかもしれない。誰かにとって、その何かのひとつになれないだろうか。
農業を通して居場所づくりをしたい、誰かにとって楽しい場所にしたい、大きな夢を抱いて「あずきのむら」を立ち上げました。自然に触れて人が元気でいられるように、もっと日本の農業に活気がでるように、地球上にはあらゆる生き物がいて、人間と共存しているということを忘れないように、もっともっとの便利を求め過ぎて人間の欲望まみれの地球にならないように…これからも人との縁と、自然の恵みに感謝していきたいです。
浜松市について
ここ、浜松市は?
静岡県の西部にあり人口79.8万人、現在3区から成り立っています。気候が温暖で、日照時間は全国2位といわれます(気象庁発表の全国気候表の直近10年間の平均)。特にこの辺りは南に位置するため雪はほとんど降りません。ただ風は強い日が多く冬のからっ風はなかなかな爆風。雪の土地の人から逆に寒いといわれます。浜松城、中田島砂丘、フラワーパークなどの観光施設や浜名湖や阿多古川など海や川のレジャーなど。箱モノは多くないけれど楽しめるところは数多くあります。都会へのアクセスはよく、東海道新幹線の駅もあります。ちなみに浜松市内にある西伊場第1踏切は新幹線唯一の踏切です。 名物のうなぎや浜松餃子もおすすめ。2023年は餃子年間購入額全国1位に返り咲きました!
むらの紹介
Introduction
屋 号 | あずきのむら |
代 表 者 | 長坂富美子 |
創 業 | 2024年3月 |
所 在 地 | 静岡県浜松市中央区堤町150-1 |
メ ー ル | lucky-torasan@sf.commufa.jp |
事 業 内 容 | ユニバーサル農業 |
アクセス
Access
- 所在地
静岡県浜松市中央区堤町150-1 - 公共交通機関でお越しの場合
浜松駅から、遠鉄バス 4番のりば 16-4浅田 春日町 法枝 小沢渡行 前組バス停下車 徒歩5分